ALCATEL ONETOUCHブランドでスマートフォンを展開するTCLは、「CES 2016」にあわせてWindows 10 Mobile搭載スマホやファブレットを発表しました。Androidは、エントリーモデルの「PIXI 4」シリーズ4機種を披露しています。また、子供向けの腕時計型端末「CARETIME」も併せて発表していて、こちらはGSMの通信機能を内蔵しています。同社のブースでは、これらの新端末が展示されていました。ただし、8インチのWindows 10 Mobile搭載ファブレットに関してはブースに実機がなく、一部メディアに個別に紹介していました。目玉となるのが、Windows 10 Mobileを採用した、「PIXI 3(8)」。8インチと、タブレットサイズながら、PC向けのWindows 10ではなく、スマートフォン向けのWindows 10 MobileをOSに採用している点が注目を集めているのです。Windows 10 Mobileのため、PC向けのアプリは動作しないものの、通話などの機能をサポートしているのが特徴となっています。スピーカーは背面に搭載。耳に本体を当てて通話することはできません。 同社の製品担当者によると、このモデルはチップセットにクアルコムのSnapdragon 210を採用していて、コストを抑えているという。8インチながら、フルのWindows 10を選択しなかったのはそのため。ローエンドながらもLTEには対応しており、ユニバーサルアプリも利用できます。