“スマホで写真撮影する場合、是非ポートレート機能を活用しましょう!ポートレートを使えば、被写体にピントが合った状態で、背景がぼやけて撮影できます。垢抜けたプロ仕様の写真が簡単に撮影できるのです。背景に写したくないものがある時にも、役立ちますね。ここではそんなポートレート撮影のコツについて、お話していきます。
●スマホのポートレート撮影のコツ
①被写体にピントを合わせる
ポートレート撮影では、ピントを合わせたものだけが綺麗に写り、他はぼやけて写ります。ですので、まずは被写体にピントを合わせることが大切。ポートレートをいかしたいならば、主役を決めてから挑みましょう。被写体が決まれば画面に写しだして、被写体をタップします。簡単にピントを合わせられます。
②ぼかし具合を調整する
ポートレートで撮影すると、被写体にピントが合って他はぼやけます。このぼかしは調整できるので、雰囲気やイメージに合わせて変えてみるといいでしょう。スマホカメラに搭載されている「F値」で、ぼかしを調整、変更できます。F値が低くなるほどに、ぼかしは強くなっていきます。逆にF値を高くすれば、ぼかしは弱くなり背景の雰囲気が伝わりやすいです。ただ、F値を極端に低くすれば違和感のある写真が出来上がるので、注意しましょう。
③三脚を使う
三脚を使って撮影することで、バランスの取れた綺麗な一枚に仕上がります。手でスマホを持って撮影すると、どうしても斜めに傾いたり歪みが出てしまいがち。三脚を使えば、水平と垂直を保ったまま写真撮影できます。被写体が人の場合は、だいたい1m~1.5m離れた位置に三脚を置くといいでしょう。
④グリッド線を表示させる
グリッド線とは、ガイド線とも呼ばれています。グリッド線を表示すると、画面に縦横のラインが表示されます。このラインを目安に被写体を配置したり、水平や垂直を確認したり、バランスがとれるでしょう。写真構図を決めやすいです。
⑤順光、逆光を考える
日差しの向きを計算に入れて、撮影しましょう。被写体の正面から光の当たる順光は、正統派のはっきりとした写真が撮れます。被写体の後ろから光が当たる逆光の場合は、全体的に暗めでぼんやりとした写真が撮れます。幻想的な写真が撮れます。
●ポートレートおすすめの撮り方
〇視点を低くしてみる
写真撮影の際、普通に撮れば目線の高さになるでしょう。一般的な写真視点で、安定感のある一枚が仕上がります。しかし、だからこそあえて、下からのアングルで撮ってみてください。ローポジションで撮影すれば、いつもとは違う視点の写真が仕上がります。ポートレートに加えて視点を低くすれば、さらに味わい深い写真となるでしょう。
〇手前をぼかす
ポートレートで写真撮影すると、背景がぼやけます。背景のみならず、手前のものもぼかすようにしてみましょう。被写体の手前にものを置かない場合が多いですが、あえて緑を入れたり手前にものを写り込ませます。手前もぼかせば、奥行きのある写真が出来上がります。”