プロセッサーは「Snapdragon 820(MSM8996)」、メモリ3GB、ストレージが32GBというスペックについては、夏に発売された「Xperia X Performance」と同じになります。すでに「Xperia X Performance」で実証済みで、普段の操作からアプリ動作にいたるまで非常に機敏に動きます。去年モデルでは、プロセッサーの発熱処理で苦しんだ部分もありましたが、プロセッサーも新しくなり、背面パネルにアルミパネルの採用や、ナイズの放熱設計のバランスも改良しています。基本がしっかりしているという前提があると、ストレスなく安心して快適に使うことができます。これはビジネスモデルとしても十分に使用できるスマホと言えます。「Xperia XZ」の本体サイズは、長さ約146 mm×幅約72 mm×厚さ約8.1 mm、質量は、約161g。外観のデザインは、正面から側面、背面にかけて滑らかにカーブしたループ形状を採用して手のひらになじむフォルムになりながら、上下はスパッとカットされた鋭角的なボディラインで「Xperia X Performance」の柔らかなイメージとはまるで違います。背面には、高輝度、高純度の「ALKALEIDO(アルカレイド)」というアルミ素材を採用して、金属の輝きがまた一段と質感も高く所有欲を刺激します。